名義変更時には、新しい所有者が自動車税を適切に支払うための手続きが必要です。自動車税申告書は、税務署や都道府県に対して、新しい所有者が自動車税を支払う義務を引き継ぐことを知らせる書類です。この申告書によって、新旧の所有者間で自動車税の負担が明確になり、名義変更後の税金が新しい所有者に適用されるようになります。申告書に環境性能割・種別割とありますが、環境性能割は、日本で自動車を購入する際に課される税金の一つで、車の環境性能に基づいて税額が決まる制度です。2019年10月に消費税増税に伴って導入され、自動車取得税の一部に替わる形で新設されました。
環境性能割は、購入する車の「燃費基準達成度」によって税率が異なります。
自動車取得税は、購入金額に応じて税額が決まり、取得価額の3%（軽自動車の場合は2%）の税率で課税されていました。環境性能割は、車の燃費や排出ガス性能など、環境への影響度に応じた税率が適用されます。エコカーの場合は免税や軽減措置が受けられ、環境性能が低い車には高い税率が課される仕組みです。
つまり、環境性能割は自動車取得税の代替制度でありながら、環境への配慮をより重視した税制になっています。
種別割は、自動車の利用に対して毎年課される税金であり、車の所有にかかる費用の一部となります。新車新規登録時や名義変更の際には、次年度以降の所有者が自動車税（種別割）を負担するための手続きが行われます。
種別割は、毎年かかる税金で、排気量や車種に応じて決まる。環境性能割は、車の購入時に一度だけかかる税金で、燃費や排出ガスの性能によって決定されるということです。
大阪市を中心に車庫証明・自動車登録を代行いたします。車庫証明・自動車登録・名義変更・住所変更・ナンバー再交付等はダイセン行政書士事務所へ、お任せください。
