車庫証明の申請は、自動車を保管する場所が確保されていることを証明するために必要です。ここでは、守山市(滋賀県)で車庫証明を申請する際の具体的な手順について詳しく説明します。
1. 車庫証明に必要な書類の準備
車庫証明を申請するためには、以下の3点の書類が必要です:
- 申請書(4枚綴り)
- 保管場所の使用権限を証明する書類(自認書または保管場所使用承諾証明書)
- 所在図・配置図
これらの書類は、滋賀県警の公式ウェブサイトからダウンロードすることができます。以下で、それぞれの書類について詳しく説明します。
2. 申請書の入手方法
申請書は滋賀県警のホームページからダウンロードできます。申請書はエクセルファイル形式で提供されており、必要事項を入力して印刷すると、4枚一括で出力できる仕組みになっています。以下のリンクからダウンロードが可能です。
3. 各書類の記載方法
1) 申請書 正式名称は『自動車保管場所証明申請書』です。申請書は4枚綴りでなければならず、東京都のように3枚綴りのものは使用できません。記入すべき部分は黄色で示されている箇所のみで、保管場所標章番号の記載欄は空欄で構いません。
2) 自認書または保管場所使用承諾証明書 自認書は自己所有の車庫を使用する場合に、自分で認める書類です。他人の所有地を使用する場合は、保管場所使用承諾証明書が必要となり、契約期間を記載する必要があります。契約期間は申請日と同日かそれ以前に始まり、1年以上とすることが求められます。
3) 所在図・配置図 所在図は車庫の場所を示す地図で、現地に到達できるようにするために必要です。また、保管場所が使用の本拠から直線距離で2キロ以内である必要があります。配置図は車庫の形状とサイズを記載した図面です。グーグルマップを使用して距離を測定し、出力したものを使用することが可能です。
4. 申請手続きの流れ
書類を準備したら、以下の手順で申請を行います:
- 警察署に提出: 申請書と必要書類を保管場所を管轄する警察署に提出します。
- 手数料の支払い: 車庫証明の申請には手数料がかかります。金額は事前に警察署で確認してください。
- 審査・確認: 提出された書類に基づき、警察署が保管場所の確認を行います。必要に応じて現地調査が行われることもあります。
- 証明書の交付: 審査が完了すると、車庫証明書と保管場所標章が交付されます。
5. 注意点と確認事項
- 書類の再確認: 車庫証明に記載されている情報(車台番号や申請人の住所)が他の添付書類と一致しているか確認しましょう。間違いがあると、車庫証明に不備ありとされ、登録ができなくなります。
- 追加書類の確認: 単身赴任や未登記の営業所で申請する場合など、特殊な事情がある場合は、追加で書類が必要になることがあります。事前に警察署に確認することをお勧めします。
参考リンク
以上が守山市で車庫証明を申請する際の基本的な手順と注意点です。正確な情報をもとに、スムーズな申請を行いましょう。疑問点があれば、管轄の警察署に問い合わせるか、行政書士に相談してください。