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新たな交付代行者へ向けた甲種封印研修プログラム 出張封印

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新たな交付代行者へ向けた甲種封印研修プログラム(出張封印)

国土交通省各運輸支局内でナンバープレートの交付代行を行う甲種封印は、重要な業務となっています。

これに関しては、一定の研修を受けた特定の行政書士が担当し、損害賠償保険に加入していることが求められます。

近年、この甲種封印業務を拡充するために、新たな交付代行者を育成する必要性がありました。

そのため、新しい制度である「丁種受託者」として登録された行政書士に対して、甲種封印研修プログラムが提供されています。

この甲種封印研修プログラムは、「出張封印」とも呼ばれます。

これは都道府県ごとの行政書士会が主催し、参加希望者に対して実施されるものです。

具体的なスケジュールや内容は各都道府県の行政書士会によって異なりますが、基本的なカリキュラムは共通しています。

この研修プログラムでは、甲種封印業務に必要な知識や技術を身につけることが目的とされています。

具体的には、運輸支局でのナンバープレート交付の手続きや封印作業に関する情報が提供されます。

さらに、関連法令や基本的な業務ルールについても学ぶ機会が設けられます。

また、研修プログラムでは実際の現場での封印作業を模擬して行うこともあります。

これにより参加者は実践的なスキルを身につけるだけでなく、現場でのトラブル対応や適切なコミュニケーション方法も学ぶことができます。

新たな交付代行者としての甲種封印業務は、公共の利益を保護する重要な役割を果たしています。

そのためには、高度な専門知識とスキルが求められます。

是非ともこの研修プログラムに参加し、自己啓発と経験を積んでいただきたいと思います。

甲種封印研修プログラムは、国土交通省各運輸支局や自動車整備振興会などとの契約に基づき、推薦を受けた特定の行政書士が提供しています。

新たな交付代行者へ向けてのこのプログラムの充実により、より確かな安心と信頼を持った甲種封印業務が提供されることが期待されます。

なお、甲種封印研修プログラムへの参加希望や詳細については、所属する都道府県の行政書士会へお問い合わせください。

まとめ

国土交通省の指示により、新たな制度である「丁種受託者」として登録された行政書士が、出張封印の業務を行うことが可能になりました。

この制度は、一定の研修を受け、各都道府県の行政書士会の推薦を受け、損害賠償保険に加入し、国土交通省及び各運輸局・運輸支局の自動車整備振興会等と契約を結んだ特定の行政書士に限られます。

甲種封印は、陸運支局内でナンバープレートの交付代行を行う専門業務です。

これまで出張封印業務を利用する際は、「丁種」に対応する必要がありましたが、新たな制度である「丁種受託者」として登録された行政書士は、「甲種」も含めた全ての封印業務を提供することができます。

出張封印を利用することにより、時間や場所を問わずにナンバープレートの交換が可能となり、利便性が向上しました。

特に新車販売業者や中古車販売業者など、多くの自動車関連事業者にとっては大変便利な制度です。

出張封印の種類は、甲乙丙丁の四種類あります。

甲種は陸運支局内でのみ封印業務を行い、ナンバープレートの交付代行者として活動します。

乙種は新車販売業者や自動車修理工場などでの封印業務を担当します。

丙種は自動車貸渡業者やリース会社などでの封印業務を行い、契約上の確認を補助します。

そして、新たに追加された丁種は一般的な封印業務を担当し、出張封印も提供する役割を果たします。

出張封印を行う行政書士は、研修プログラムを受講し、合格することが必要です。

このプログラムでは、ナンバープレートの封印に関する法律や手続き、封印機器の使用方法などが学ばれます。

研修終了後、各都道府県の行政書士会の推薦を受けると共に、損害賠償保険への加入や国土交通省及び各運輸局・運輸支局との契約を行います。

このように、新たな交付代行者へ向けた甲種封印研修プログラムは、出張封印の業務を担当する行政書士に対して必要な教育と制度整備を提供しています。

出張封印は、多くの自動車関連事業者や利用者にとって便利で効率的な方法であり、交付代行業務全体のスムーズな運営に貢献しています。

参照  封印取付け委託取扱い規程