車庫証明が必要となったときに、どうすればいいのかわからないと悩んでいる人もいるでしょう。実際のところ、車庫証明を取得するのは、そこまで難しい手続きではありません。
そのため、自分で手続きをすることが可能です。
しかし、自分で手続きをする時間がない人や手続き自体が面倒な人は、法律の知識があり、書類の作成などをしてくれる行政書士に依頼することもできます。
本記事では、車庫証明を行政書士に依頼するメリットやデメリットについて詳しく解説します。車庫証明の手続きに悩んでいるという人は、ぜひ参考にしてみてください。
行政書士に依頼するメリット
車庫証明の取得を行政書士に依頼するメリットには、以下のようなものがあります。
- 手間が省ける
- 書類を作成してくれる
- 安心感がある
それぞれどういったことなのかを、詳しくみていきましょう。
メリット①手間が省ける
行政書士に依頼することで、余分な手間を省くことができます。なぜなら、車庫証明を取得する際には、警察署へ2回、行く必要があるからです。
警察署は平日の昼間しか開いておらず、平日に休みがない人の場合は、仕事を休まなくてはならないこともあるでしょう。
書類に不備があれば、再度書類を作り直して警察署へ行かなくてはならないため、そうなってくるとなおさら手間がかかります。
行政書士に依頼すれば、警察署へ赴く必要がなくなるため、無理に休みを取る必要がありません。
メリット②書類を作成してくれる
メリットの2つ目は、行政書士が面倒な書類の作成をすべて行ってくれる点です。自分で書類の作成をすると、抜けがあったり不要なところを書いてしまったりと、警察に受理されない可能性もあります。
書類をそろえたり作成したりするのが面倒、という人もいるでしょう。しかし、行政書士に依頼すれば、そのようなことはありません。
1回で完璧な書類を作ってくれ、必要な書類はすべてそろえてくれるのがポイントです。
メリット③安心感がある
安心感があるというのも、大きなメリットの一つです。
行政書士は国家資格です。法律によって仕事上で知りえた情報を漏らしてはいけないという「守秘義務」だけでなく、「依頼に応ずる義務」「報酬額掲示義務」などのさまざまな義務が課せられています。そのため、安心して行政書士に依頼することができます。
行政書士に依頼するデメリット
行政書士に依頼するときには、メリットだけでなくデメリットもきちんと理解しておく必要があります。デメリットは、以下の通りです。
- 費用がかかる
- 行政書士の選び方がわからない
ここでは、行政書士に依頼するときのデメリットを詳しく解説します。
デメリット①費用がかかる
行政書士に依頼する一番のデメリットは、費用がかかるという点です。自分で申請する分には手間がかかっても料金は申請に必要な実費だけで済みます。
しかし、行政書士に依頼した場合は、別途依頼料として5,000~20,000円かかるので、注意が必要です。依頼料は行政書士によっても違ってきますが、依頼前にどのくらいかかるのかを確認しておくと良いでしょう。
デメリット②行政書士の選び方がわからない
なじみの行政書士がいない場合は、一から選ばなくてはならないのもデメリットといえます。
行政書士を選ぶ時に重要なのは、信頼できるかどうか、事務所が自分の家や管轄となる警察署から近いのかなどです。
また、費用に関してもどの程度かかるのかを事前に調べることで、検討材料にできるでしょう。
行政書士は、インターネットで検索をするとすぐに見つけることができますが、信頼できる人柄かどうかを知りたいという場合は、ブログやホームページを確認して見ることをおすすめします。
また、何人かに絞ったら、無料相談や電話相談などで一度話をしてみると良いでしょう。
まとめ
車庫証明を取得するのは面倒ではあるものの、難しいわけではありません。
そのため、わざわざ行政書士にお金を掛けてまで依頼することではない、と考える人もいるでしょう。しかし、時間を無駄にしたくない、平日に休みが取れないという人もいます。
車庫証明を取得するなら、自分に合った方法で早めに取得することをおすすめします。
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