車を売却するときに車庫証明が必要?理由を詳しく解説

車庫証明

車の購入時や引っ越しの時に必要な車庫証明は、車を売却するときにも必要なのかどうか気になる人もいるのではないでしょうか。

もともと車庫証明は、車を購入する際に取得しなければならない書類です。車庫証明の取得は義務であり、なければ車を納品してもらうことができません。

しかし、購入時には必要でも売却時にはどうなのでしょうか。今回は、車を売却する際に車庫証明が必要なのかどうかを詳しく解説します。

車を売却するときの車庫証明の必要性

結論からいうと、車を売却するときには車庫証明は必要ありません。なぜなら、車庫証明という書類は、車の保管場所があるということを証明するための書類であって、車を売却してしまえば車の保管場所があることを証明する必要がないからです。

そのため、車の売却時に車庫証明が必要となることはありません。また、友人や知人に車を譲る、もしくは売却する際にも車庫証明を持っておく必要はなく、相手方に渡す必要もありません。車庫証明は、車を購入した側が新たに取得するものだからです。

車の買い替え時にも車庫証明は必要?

車の買い替え時には、車庫証明は必要になります。売却するだけなら車庫証明は必要ありまs年が、買い替えるとなると車を手放すだけでなく、新しい車を手に入れることになるため、車の保管場所があることを再度証明しなければならないからです。

車庫証明は自分自身で取得することが可能ですが、交付してもらうためには平日の昼間に警察署に2回行かなくてはなりません。もし時間が取れないようなら、行政書士などに代行依頼をしましょう。

車庫証明の取得方法

車庫証明を取得するには、まず車庫を決めなくてはなりません。車庫は家から2km以内であること、車がきちんと入る大きさであることなどが定められています。

そのため、条件に合う車庫を定めてください。もし駐車場を借りる際は、管理会社やオーナーから書類を受け取る必要があります。書類に記載してもらう手数料は、3,000~20,000円程度が相場ですが、基本的に相手方の提示する料金をそのまま支払うことになります。

車庫証明の申請に必要な書類は警察署の窓口でもらうか、警察のホームページからダウンロードしましょう。複写がある書類をダウンロードして使用する際は、忘れずに2枚記入するようにしましょう。

必要書類に記入したら、警察署へ行って申請をしてください。3~7日程度で車庫証明が交付されます。手続き自体は難しくはありませんが、平日の昼間に2回、管轄となる警察署を訪れなくてはならない点がネックといえます。

売却後に車庫証明の手続きは必要なのか

車の売却後には、車庫証明は必要がありません。なぜなら、車がないとなると保管場所があることをわざわざ証明する必要がないからです。そのため、車の売却後は書類を破棄してしまっても問題はありません。

車庫証明以外で車の売却に必要な書類

車の売却には車庫証明は必要ありませんが、そのほか、以下の書類はそろえておく必要があります。

  • 車検証
  • 自賠責保険証明書
  • 自動車納税証明書
  • 印鑑証明書・実印
  • 譲渡証明書
  • リサイクル券
  • 委任状
  • 住民票
  • 口座情報

基本的に必要な書類は、売却するお店に聞くと教えてくれますが、事前に用意できるものは用意しておくと良いでしょう。

まとめ

車を売るときには、車庫証明は特に必要ありません。本記事では、車の売却と車庫証明の必要性について詳しく解説しました。車庫証明は必要ありませんが、車の売却の際には必要になる書類がたくさんあるので、事前に用意しておくとスムーズに話を進めることができるでしょう。

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