車が遠方の場合はどうする?取りに行った方がいいのか解説

車の購入と売却と譲渡

遠方のお店がネットにアップしている写真を見て気に入った車を購入したい、そう考えることもあるのではないでしょうか。しかし、遠方のお店で購入した場合、車の納車はどうなるのかはご存じでしょうか。

お店側が持ってきてくれるのか、追加費用は掛かるのか、それとも取りに行けばよいのかなど気になることも多くあります。

本記事では、車を遠方のお店から購入した場合に、納車はどうなるのかについて詳しく解説します。

車を購入してから納車まで

遠方のお店から車を購入するとなると、思いもしないトラブルが起こる可能性があります。ここでは、中古車購入から納車までの流れを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

納車にかかる期間

一般的に、中古車を購入するときの納車までにかかる時間は、車を探し始めてから約1か月程度とされています。まずは希望の車をみつけなくてはならず、みつかれば見積もりをしてもらい、契約・納車という形になります。

ただし、お店が遠方の場合は車を運ぶ時間なども考慮すると、1か月よりも長く待たなくてはならない場合も考えられます。

中古車を購入するときの流れとしては、ひとまず中古車をみつけるところから始めなくてはなりません。気に入った車が見つかれば、取り扱っているお店に訪問、もしくはメールなどで問い合わせをし、車についての説明を受けましょう。

車について説明を受け、車の状態を確認しましょう。納得がいけば見積もりを出してもらってください。その時に、確認しておいてください。問題がなければ、書類をそろえて契約という流れになります。契約後、必要書類をそろえて支払いを終えたら、車の点検を行ってから納品という流れになります。

お店が遠方にある場合は、車の状態を直接確かめることは難しいため、写真などを送ってもらって確認するようにしましょう。普通自動車を購入する際に必要となるのは、実印・印鑑登録証明書・自動車保管場所証明書・委任状・自動車検査証・自賠責保険証明書などです。

このなかで、自動車保管場所証明書、いわゆる車庫証明と呼ばれる書類は申請してから交付されるまでに1週間程度かかるため、早めの申請が必要です。自動車保管場所証明書の取得が遅くなればそれだけ納車も遅くなるため、スケージュールを立てて動くようにしましょう。

中古車は、納車をする前に洗車や点検、掃除、傷の確認、ワックスがけなどを行います。これらの費用は見積書の納車費用という部分に含まれています。遠方のお店から車を取り寄せる場合は、これらの費用に加えて輸送費がかかります。

そのため、近場のお店の場合は自分で取りに行っても特に費用が安くなるということはなく、遠方の場合は輸送費はなくなるものの事故やトラブルがあった際に困ることになるでしょう。そのため、家まで業者に持ってきてもらうのが理想です。

納車を早めるコツ

中古車の納品を早めることはできますが、そのためには細かい部分まで気を配る必要があり、自身も素早く動く必要があります。例えば、そろえる書類は必ず出す前にチェックをして不備がないようにする、銀行ローンの事前審査に申し込むなどです。

そのほか、販売店に希望の納期を伝えておくことも大切です。なるべく早く納車してほしいと考えているなら、そのように伝えておきましょう。中古車は、ネットで購入することもできます。

新車とは違って、すでに販売を終了してしまったヴィンテージや新車では手が出ない金額の車を安く購入できるのは利点です。しかし、自分が欲しいと思っている車は、ほかの人も欲しいと感じているかもしれません。

ネットで見つけた車を購入するには

そのため、ネットで見つけたらまずは販売店に在庫があるかどうかを確認してみましょう。在庫があるなら、傷などの具合を詳しく聞いてみて、問題がなければ購入する意思があることを告げ、見積もりを出してもらいます。

見積書を出してもらったときに補償内容などもきちんと確認しておくようにしましょう。担当スタッフの態度があまりに悪ければ車の状態も信頼できないため、契約は考え直した方が良いかもしれません。

注意点

遠方のお店で購入する場合は、輸送方法と費用、日数の目安なども確認しておく必要があります。必要な書類は郵送でやり取りが可能ですが、書類に不備などあると返送してもらってまた改めて送りなおすなど、無駄な時間がかかってしまいます。

そのため、書類に不備が出ないように注意してください。ネットで購入する際は、「無傷だから大丈夫」というお店はやめておきましょう。中古なのに無傷というのはまず、ありえません。新車でない限り、小さな傷はあるものだからです。

デメリットを全く言わないお店はあまりおすすめできず、きちんと悪い部分も教えてくれるお店を選ぶようにしましょう。また、ネット購入とはいっても店舗が相手なら問題はありませんが、個人間の取引はやめておきましょう。

個人間の取引は、トラブルに発展する可能性が高いからです。遠方のお店だと、評判などもよくわからないため騙されてしまう可能性も考えられます。

たとえば、輸送費として相場の倍以上の金額を要求したり、購入する予定の車に傷や不備があるのを隠していたりといったトラブルが考えられます。

なるべくトラブルに合わないためにも、事前にお店の評判を調べておいたり、写真で購入予定の車を細かい部分までチェックしたりしましょう。

まとめ

ネットで購入する際は、悪質な業者に引っ掛からないために注意が必要です。遠方の業者から中古車を購入するには、トラブルに注意する必要があります。

また、輸送費などもかかるため、事前に確認しておくと良いでしょう。本記事では、遠方のお店から車を購入するにはどうすればよいのかといった部分を解説してきました。

遠方のお店から運ぶには輸送費や事故の可能性などさまざまなクリアしなければならない問題があるものの、どうしても欲しい車があるなら、ぜひ問い合わせてみてください。

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