中古車の納品が遅くなるのはなぜ?原因について考えてみよう

車の購入と売却と譲渡

中古車を購入するときには、気に入った車を見つけたら取り扱っている業者に連絡をし、見積もりをつくってもらい、契約・納車となるのが一般的です。

もちろん、もっと細かく手順がわかれている場合もありますが、一般的にはこのような流れになっているのではないでしょうか。

本記事では、車を購入してから納車までの手順や期間について詳しく解説します。また、納品後によくあるトラブルなども解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

中古車が納車されるまでの期間

中古車が納品されるまでの期間は2週間~4週間程度とみて良いでしょう。よほどでない限り、契約してから納車までに何か月もかかるということはありません。ここでは、中古車を購入するときの手順や器官について解説します。

購入を決める

中古車はネットや販売店などで探し、気に入った車を見つけたらスタッフに詳しい話を聞きましょう。傷があるかどうかもきちんと確認し、問題がなければ見積もりを出してもらいます。

見積もりに納得したら、必要書類をそろえて契約を行います。契約前に補償や車検年数など、細かい条件を確認しておくことが大切です。

契約が終了したら、支払いを行います。もしローンを組むなら、早めに審査をして通しておくと良いでしょう。

書類は何が必要か

中古車を購入するときの書類や必要なアイテムは、実印と印鑑証明書・車庫証明・車検証などです。ただし、車庫証明は購入後すぐに取得の申請を出したとしても、交付してもらえるまでに1週間程度かかるため、待ってもらうことになります。

もしくは、販売店側で代理取得してもらえるお店もあるので、確認してみると良いでしょう。納車の前には販売店がきちんと整備と掃除、中にはワックスがけまでしてくれる業者も在ります。整備や点検が終了したら納車してもらえます。

納車までの期間が長くなるのはなぜか

納車までの期間が長引いている場合は、整備に時間がかかっている可能性が考えられます。整備は実際に着手してみないとわからないこともあり、必ずしも購入時のスケジュール通りに行くというわけではないからです。また、オプションを追加しているなら、それも原因の一つです。

そのほか、書類が不足している、あるいは不備があってやり直さなければならないということも考えられます。また、ローン審査に時間がかかってしまい、納車できずにいることもあるでしょう。

納車までの期間が長くなってしまうにはさまざまな理由が考えられますが、少なくとも書類の不備で長引くことがないように、きちんと書類は確認しておきましょう。

納車前に行うこと

納車前には、車のボディに傷がついていないかどうかを確認してみてください。また、ライトやカーナビ、オーディオといった電装パーツは、必ずすべて稼働するかどうかを確認しておく必要があります。

エンジンなどの足回りの注意しておくと良いですね。もちろん、納車前にはきちんと整備をしてくれますが、自分でも確認しておくと安心できるでしょう。

納車後によくあるトラブルと対処法

納車後によくあるトラブルとして、車が動かなくなったというものがあります。もし納車後に車が動かず、どうにもならないようなら、契約の解除を申し出ましょう。法律によって売り手に責任を問うことができるケースがあります

ただし、契約時にきちんと条件を確認しておくことも大切です。場合によっては売り手側の責任を追及することができない場合もあるため、注意が必要です。

そのほか、納車後に修復歴が発覚する場合もあり、ひどい場合には損害賠償を請求できるケースもあります。どちらにしても、事前にユーザー側もきちんと車の瑕疵について確認しておくことが大切です。

まとめ

中古車を購入したときには、傷やへこみなどはきちんとチェックしておくことが大切です。本記事では、中古車の購入の流れや必要書類などについて詳しく解説してきました。

特に車庫証明は交付までに時間がかかるため、早めの申請をおすすめします。事前にできるだけの準備をしておくと、購入から納車までがスムーズに行えるでしょう。

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