車の購入に印鑑は必要?購入時に必要な書類についても解説

車の購入と売却と譲渡

車を購入すると必ず印鑑が必要というわけではありません。印鑑が必要なケースとそうでないケースがあります。今回は、車の購入に印鑑が必要なケースについて詳しく解説するので、これから車の購入を予定しているという人はぜひ、参考にしてみてください。

車の購入に銀行印は必要?

基本的に車の購入に銀行印は必要ありません。銀行印とは、銀行口座を作る時などに金融機関に登録した印鑑のことです。車の購入時に必要となるのは、一般的には実印です。

実印とは、市町村に登録している印鑑であり、信用度の高い印鑑になります。しかし、カーローンを組む際には、必要となるのは実印ではなく銀行印になります。

車の購入に使う銀行印の作り方

銀行印には、市販の印鑑を使用することも可能です。インク浸透印やゴム印は使用できませんが、それ以外の印鑑であれば問題なく登録ができるからです。

とはいえ、市販の印鑑だとだれでも手に入れられるため、悪用される可能性もないとはいえません。

そのため、銀行印として使用する印鑑は、印鑑やで作成してもらうことをおすすめします。その際、銀行印として使いやすい書体やサイズの印鑑を作ってもらうと良いでしょう。

注意点は?

車の購入時に銀行員を使う際には、以下のような注意点があります。

  • 押し間違いに気をつける
  • 実印と銀行印の兼用は避ける
  • 銀行印を紛失した場合

銀行印と間違って、別の印鑑を押してしまわないように注意しましょう。どの印鑑を銀行印として登録したかわからない、という場合には、銀行で確認してからにすると良いでしょう。

銀行印は、口座の持ち主に間違いがないことの証明であり、口座の有効性を証明するためのものでもあります。間違った印鑑では、口座からの引き落としができないため、訂正しなければなりません。訂正する場合は訂正印を押しましょう。訂正印は、銀行印で大丈夫です。

また、銀行印と実印の兼用は避けるようにしてください。「面倒」「失くしそうだから」など、さまざまな理由で銀行印と実印を同じ印鑑で登録してしまう人もいます。

しかし、銀行印と実印を同じ印鑑にしてしまった場合は、盗難に遭った時や失くしてしまったときなどに、被害が大きくなってしまいます。

そのため、できるだけ銀行印と実印は別の印鑑を使用するようにしてください。その他、もし銀行印をなくしてしまって手続きができない、といった場合には、先に金融機関で手続きをするようにしてください。

金融機関には、本人確認書類と新しい印鑑、通帳を持っていきましょう。銀行印を新しく登録しなおしてから車の購入契約とカーローンの契約を行ってくださいね。銀行印がなくては手続きを進められないため、注意しましょう。

車の購入時に必要な書類

車の購入に必要とされるのは、以下の書類です。

  • 実印・印鑑証明
  • 車庫証明
  • 委任状
  • 本人確認書類

車の購入に必要な書類は、印鑑証明です。印鑑証明は、実印を市町村に登録してあれば、市町村で発行してもらえます。いくら印鑑が変わっていなくても、「何年も前に必要だから取得した」というものは使えません。

3か月以内に取得したものを使用してください。また、印鑑証明に登録してある実印も必要となるので、一緒に持っていきましょう。

そのほか、車庫証明も必要となります。車庫証明は、購入した車を保管する場所があると照明するものであり、車庫証明を新生しなければ車の納品が行えません。

法律で取得が義務付けられているため、必ず取得しましょう。また、車の登録手続きを販売店に代行してもらうためには、委任状が必要となります。

委任状は一般的には販売店が用意してくれます。登録やナンバーの手続きなど、自分でも可能ではありますが、かなり面倒なので販売店にやってもらうほうが良いでしょう。

ちなみに、委任状を記入する際に実印が必要になります。そのほか、運転免許証やマイナンバーカードのような本人確認証も必要です。本人確認証には、顔写真付きのものを選ぶとスムーズに手続きができますよ。

まとめ

車を購入する際に必要な印鑑は、基本的には実印です。しかし、ローンを組む際などには銀行印が必要になります。

一括で購入するには車の購入金額は大きいため、ローンを組めるように銀行印も持参しておくと良いでしょう。また、車庫証明を取得する際には期限があるため、早めの申請をおすすめします。

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