中古車の購入から納車までの流れを把握しておこう

車の購入と売却と譲渡

車を購入するときには、どのような流れで購入するのかを把握しておく必要があるでしょう。とくに、中古車を購入するときに必要になる書類や車本体以外にかかる費用なども知っておく必要があります。本記事では、中古車購入の流れから中9店まで、詳しく解説します。

中古車を購入するときの流れ

中古車を購入するときの流れは、まずどのような車が良いのか条件を決めます。たとえば、家族が5人いるから5人乗り以上の車が良い、遠出をよくするから、荷物がたくさん乗る車が良いなどです。

希望する車種などを決めたら、お店に問い合わせてみましょう。中古車の場合はお店によって価格なども異なるため、複数の店舗に問い合わせて、価格や付帯するオプションなどを確認することをおすすめします。

気に入った車が見つかれば店舗を訪問し、現物をチェックしましょう。とくに問題がないようなら見積もりを作成してもらってください。購入前には、ローンの審査や駐車場の確保なども必要です。

とくに駐車場は、事前に決めておかなければ車庫証明を取得できないため、注意が必要です。これらの手続きが終わったら契約に必要な書類を用意し、契約を行ってください。契約後は保険の加入などを行い、すべての手続きが完了したら納車となります。

中古車購入時に必要な書類

中古車購入時に必要な書類は、以下の通りになります。

  • 車検証
  • 車庫証明書
  • 実印
  • 印鑑証明書
  • 委任状

中古車を購入する際には、「日本の保全基準を守っている」ことを証明するために、車庫証明が必要になります。もし車検を受けていなかったり税金を支払っていなかったりする車は売買ができないため、個人間で取引をする際には注意しましょう。

車検証は、中古車販売店なら店舗側がオーナーから預かっているので、確認ができます。車庫証明は、中古車でも新車でも、車を購入したなら取得することを法律で義務付けられている書類です。取得するためには警察署に行く必要があり、交付には申請から約1週間程度の時間がかかります。

そのため、車庫証明は早めに準備をしておくか、販売店や行政書士などに代理取得を委任しましょう。また、普通自動車を購入する際には、実印が必要になります。

実印ということを証明するために印鑑証明も必要になるので、事前に用意しておくと良いでしょう。知顎に必要となるのが、委任状です。委任状は車の名義変更の手続きや車庫証明の取得を台紙で行ってもらうために必要な書類です。

こちらは、販売店側が用意しています。また、普通自動車と軽自動車では必要となる書類が異なるため、販売店にしっかり確認するようにしましょう。

車体費用以外にかかる費用は?

車を購入する際には、車本体の費用以外にもオプション費用や付属品の費用がかかります。必要な場合は、夏タイヤや冬タイヤなど、2種類のタイヤも一緒に購入する場合もあるでしょう。

そのほか、税金や車検の費用、登録費用、保険料、車庫証明申請費用などが必要になります。そのため、事前に把握しておかなくては、「考えていたより高額になってしまった」などということもあり得ます。

中古車購入の注意点

中古車を購入する際には、事故履歴がないか、傷はないかなどをきちんと確認しておく必要があります。また、車の年式と走行距離にも注意しましょう。

年式が新しいのに走行距離が長すぎる場合は良くないですが、年式が古いのに走行距離が短すぎる場合も、あまり動かしていないことになるため、良くありません。

安く購入できるとしても、車に瑕疵があるようならのちのち修理費の方が高くなる可能性があるからです。中古車を購入するときには、値段以外の部分をきちんと確認しておくことも大切です。

まとめ

中古車を購入する際には、手続きの際にさまざまな書類が必要になります。理想の車を購入したいと考えているなら、どのような車が必要なのかをしっかりとイメージしてから購入を決めましょう。

また、複数の販売店に問い合わせることで、価格が安く良い車を購入できる可能性があるので、はじめから一つのお店に限定するのではなく、さまざまなお店を見てみることも大切です。

この記事では、中古車購入の流れから納車までを解説しました。今後、中古車の購入を考えているなら、ぜひ参考にしてみてください。

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